三社祭の開催日(日程)
5月17日・18日に近い第3金曜日から日曜日までの3日間
2024年(令和六年)三社祭の開催日程
- 5月17日(金)、5月18日(土)、5月19日(日)
【ピヨ🐣コメント】
※日程が変更になる可能性もあるので、お出かけ前には浅草神社公式サイトを要確認💘
過去の実績
2023年度
- 5月19日(金)、5月20日(土)、5月21日(日)
2023年度の21日(日)の宮出しは、警備上の都合により氏子宮出しのみだった。
また、2023年度は大行列と、びんざさら(神楽殿)は雨天のため中止となった。
2024年(令和六年)三社祭の各日の開催スケジュール
以下、スケジュールは浅草神社公式より素敵に引用♡
5月16日(木)のスケジュール
開始時間 | 斎行儀式 | 実施内容 |
午後7時 | 本社神輿神霊入れの儀 (ほんしゃ みこし みたまいれの ぎ) | 本社神輿へ浅草神社の御神霊(おみたま)をお移しする儀式 |
5月17日(金)のスケジュール
開始時間 | 斎行儀式 | 実施内容 |
午後1時 〜 午後2時 | 大行列 (雨天時は中止) | お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが列を成して浅草の町々を練り歩く。
|
午後2時20分 | びんざさら舞奉納(社殿) | 無形文化財「びんざさら舞」の奉納 |
午後3時 | びんざさら舞奉納(神楽殿) |
|
午後3時30分 | 各町神輿神霊入れの儀 (かくちょう みこし みたまいれの ぎ) | 各町会の神輿へ御神霊 (おみたま)をお移しする儀式 |
【ピヨ🐣コメント】
※浅草神社へ尋ねたところ、神事の見学は可能とのこと。
※参考※ [2024年度]大行列のルート(順路)
【ピヨ🐣「各町神輿神霊入れの儀」とは?】
「各町神輿神霊入れの儀」とは三社祭の神事の一つであり、ご祈祷されたお札(神札)を各町会の代表者が素敵に持ち帰る。
持ち帰った後、それぞれの町会御輿内部にお札を奉安(セット)し、これをもって神霊(神の分神)と成す。
然るに各町会御輿の神霊入れの儀式というものは社殿前では見れない。
このお札が御輿にセットされた状態で初めて、明日正午より町会御輿を発進させることが素敵にできるのである💋
⬆️16時頃に撮影。神霊入れの儀の様子。御輿の前に立てる幣を持ち帰る各町会の代表者たち。
5月18日(土)のスケジュール
開始時間 | 斎行儀式 | 実施内容 |
午前10時 | 例大祭式典 (れいたいさいしきてん) | 浅草神社社殿前にて実施 |
午前11時30分 | 子供宮神輿「子之宮」渡御 | 浅草神社境内にて実施 |
正午 | 町内神輿連合渡御 (ちょうない みこし れんごう とぎょ) | 浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基の渡御。 浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が一基ずつ発進。 浅草神社でお祓いを受けた上で各町会へ渡御。 |
午後4時 | 巫女舞奉奏(神楽殿) |
【ピヨ🐣各町会の御輿を社殿前で見られるのは素敵に土曜日のみ♡】
神社の社殿前で100基近い各町会の御輿が勢揃いして勇ましく担ぐ姿が見られるのは、土曜日の正午のみ。
もし各町会の御輿を写真に収めたいのであれば、土曜日の正午に来社する他ない。
「西浅草三丁目 北」の御輿は町会御輿の見どころ!
100基近くもある町会御輿の目玉となるのは「西浅草三丁目 北」の御輿。
100基近い町会御輿の中では最大の大きさと荘厳さを誇る。
⬆️明日休み♡土曜日18時頃のワクワク♪ルンルンがもぅ誰も止められねぇ‥具合ほど噂の‥「西浅草三丁目 北の御輿」 どんなワクルン♪や
小ぶりな子供御輿もお忘れなく!
⬆️浅草神社社殿前で神職よりお祓い(出発の儀式)を受けて発御していく御輿たち
各町会のスケジュール(浅草連盟の公式情報より)
開始時間 | 儀式名 | 実施内容 |
午後5時00分 | 奉納舞踊 | 浅草神社神楽殿 |
連合渡御終了後~夜 | 各町に戻った町会神輿の渡御 | 各町会など浅草の街どこへ行ってもお神輿が見られます |
5月19日(日)のスケジュール
各町会のスケジュール(浅草連盟の公式情報より)
開始時間 | 儀式名 | 実施内容 |
午前3時00分 | 本社神輿庫出し清祓いの儀 | 浅草神社神輿庫 |
午前3時30分 | 本社神輿庫出し | 浅草神社神輿庫 |
午前4時10分 | 本社神輿神幸祭 | 浅草神社境内 |
午前4時45分 | 本社神輿発進式 | 浅草神社境内 |
午前5時00分 | 本社神輿担ぎ出し | 浅草神社境内 |
以下は浅草神社公式を参照した内容
開始時間 | 斎行儀式 | 実施内容 |
午前6時30分 | 宮出し | 本社神輿三基が境内より発進 ※警備の都合上、「氏子宮出し」のみ |
宮出し終了後 (午前8時頃) | 本社神輿各町渡御 (ほんしゃみこしかくちょうとぎょ) | 以下、本社神輿3基が各町会を渡御します。 |
午後2時 | 巫女舞奉奏(神楽殿) | |
午後3時 | 奉納舞踊(神楽殿) | 東京浅草組合 |
午後4時 | 太鼓奉演(境内) | いやさかプロジェクト |
午後6時30分より | 本社神輿の宮入り | |
宮入り後 (午後9時頃) | 本社神輿御霊返しの儀 (ほんしゃみこし みたまがえしのぎ) | 本社神輿へお移り頂いた御神霊(おみたま)を本殿へお戻しする儀式 |
【ピヨ🐣御輿は時間通りに帰ってこない】
本社御輿御霊返しの儀式は三基の御輿が御輿庫へ収められた後に行われる。
三基の御輿は雑踏極まる休日の浅草界隈を進んでいくので、電車のように何時に必ずココを通過する‥‥というようなスタンスは保てない。
概ね18時30分頃から19時頃に帰ってくる‥というスタンス。
ちなみに2023年度の本社御輿御霊返しの儀は約40分遅れで執行された(21時40分頃に執行)
日曜日は「お祭り広場」で交通規制あり
㊗雷門通り 午前8時〜午後7時
㊗馬道通り 午前11時〜午後6時
⬆️金曜日は明日が休みなのでハイテンションで酒の浴びりバカ飲み、日曜日の夜は明日が月曜日出社‥ということでビールの本数の減り具合ほど噂の‥「浅草神社3基の本社神輿」
【本社神輿各町移御 町会移御順】
担当方面 | 神輿渡御順路 |
東部 | [二天門前交差点]浅草馬一 → 花川戸一 → 花川戸二 → 猿若 → 聖天 → 田町聖横 → → 浅草馬三 → 浅草五一 → 浅草象三 → 浅草馬二 → 浅草象潟 → 浅草象一 → |
西部 | 浅草二 → 浅三東 → 浅草中 → 千草 → 堤 →(道中事務局・三網)→ → 浅草町一 → 浅草清三 → 浅草町二 →(道中事務局・三網)→ → 浅草千和 → 千二西 → 千二光月 → 千一南 → 西浅三北 → 芝崎中 → 芝崎西 → 芝崎東 → |
南部 | 浅草公園 → 浅一三栄 → 浅草西 → 浅草中央 → 仲見世 → 雷門中部 → 雷門西部 → 雷門田原 → → 西浅草一 → 寿二 → 寿一 → 寿三東 → 寿四 → 駒形 → 雷門東部 → 浅草東 →[浅草二丁目交差点]→ (道中事務局・三網)→[二天門前交差点] |
※渡御経路は変更の可能性もあり
【本社神輿宮出し・宮入り 担当各方面】
神輿名 | 担当方面 | 移御ルート(MAP) |
一之宮 | 西部 | 2024年/西部の移動順路 |
二之宮 | 南部 | 2024年/南部の移動順路 |
三之宮 | 東部 | 2024年/東部の移動順路 |
※上記、神輿ルートMAPは浅草神社公式より引用💘
※各ルートに記載の時間は通過予定時間。
※神輿到着の遅延の可能性もあり
⬆️前回(2022年度)は台車渡御だった(東部は遅延があった)
三社祭の過去の人出
年度 | 人出 |
2015年 | 3日間で約185万人 |
2016年 | 3日間で約200万人 |
2017年 | 3日間で約203万人 |
2018年 | 3日間で約195万人 |
2019年 | 3日間で約198万人 |
2020年 | 3日間で約-万人 |
2021年 | 2日間で約-万人 |
2022年 | 2日間で約60万人(土:10万人/日:50万人) |
2023年 | 19日(金)80,000人 20日(土)640,000人 21日(日)880,000人 合計 1,600,000人 |
三社祭はいつに行くのがオススメ?
- 神輿を中心に見たい方:土曜日(中日)
- 三社祭の雰囲気を堪能したい方:日曜日
- 混雑が苦手で回避したい方:金曜日
金曜日は平日ということや、神輿が出ていないことから来場者数は例年、他の2日と比較して約50万人〜90万人も少ない傾向があります。
すなわち混雑を避けたい方は金曜日がオススメです。
ただ、神輿も見たい!
そう思う方がほとんどだと思います。
でも、例えば金曜日に神輿が観れるとすればどうですか?
少し金曜日に行きたくなりませんか?
あまり知られていませんが、神輿が出るんです。金曜日に!
ただ、神輿が出るといっても夜のわずかな時間です。翌日のリハーサル的な要素もあって規模は小さいですが、それでも神輿自体が電飾などでライトアップされていますので、また違った三社祭を楽しむことができます。
開催期間中に行われる行事
祭前日(木曜日)
三社祭は浅草神社という神社の例大祭(行事)のため日程は例年、ほとんど一緒の時期に執り行われます。
19時:本社神輿神霊入れの儀(浅草神社社殿、神輿庫)
浅草神社本殿の御神霊(おみたま)を、「本社神輿」と呼ばれる、浅草神社の神輿3基にお移しする儀式です。
これらの神輿には、それぞれに浅草神社のご祭神である、土師真中知(はじのまつち)、檜前浜成(ひのくまのはまなり)、檜前竹成(ひのくまのたけなり)が祀られます。
- 一之宮:土師真中知命
- 二之宮:檜前浜成命
- 三之宮:檜前竹成命
1日目(金曜日)
13時:大行列 ※雨天時中止
金曜日の午後1時、三社祭の開始を告げる大行列が開始されます。大行列は”大”が付くだけあっておよそ300メートルも行列が「仲見世通り」「馬道通り」を中心に真昼間の道を堂々、練り歩きます。
スタート地点は、浅草寺本堂裏側に位置する花柳界隈一帯を管理する「東京浅草組合」の前です。
東京浅草組合は、浅草寺の裏側の言問通りを渡ったところにあります。
東京浅草組合を出発した大行列は馬道通りへ出て、松屋浅草前を経て、東京メトロ銀座線「浅草駅」前まで直進します。
浅草駅から今度は雷門の方へ移動し、仲見世通りへ入り、浅草寺宝蔵門を抜けて浅草神社境内へと入場します。
大行列が浅草組合から浅草神社に入るまでの所要時間・距離
所要時間:約1時間
距離:約1.7㎞
大行列のコース(年度により変更の可能性あり)
東京浅草組合(スタート)→浅草6丁目交差点から馬道通りへ→松屋浅草前を通過→東京メトロ銀座線「浅草駅」前→雷門通り→雷門を通過→仲見世商店街へ→宝蔵門を通過→浅草神社境内へ(ゴール)
大行列は、お囃子屋台(屋台囃子)を先頭に、金棒、鳶頭による木遣り、神社総代、各町役員、びんざさら舞(浅草神社神事)、浅草芸妓連の手古舞・組おどり・白鷺の舞(浅草寺三舞)で編成されます。
大行列が到着する時刻となる14時頃からは浅草神社境内の拝殿にて「びんさら舞」が奉奏されます。その後、鳥居近くに神楽殿においても舞が披露されます。
14時20分:びんざさら舞の奉納(浅草神社社殿)
15時:「びんざさら舞」の奉納(浅草神社神楽殿)
「びんざさら舞」とは、東京都無形民俗文化財にも登録されている、大変珍しい舞いです。
浅草神社の神事「びんざさら舞」では獅子舞が奉奏されます。
元々は五穀豊穣を祈願する田楽と呼ばれる舞いの一種で、室町時代頃から受け継がれてきたと言われています。
今では商売繁盛や子孫繁栄も祈願されます。
午後3時からは境内入口付近の神楽殿でも奉演されます。
「びんざさら」とは?
「びんざさら」とは、踊り手が持っている木製の楽器のことです。
田植行事で用いられた楽器であり、この楽器の曲に合わせて舞います。豊作を祈願するために神に捧げる舞楽です。
15時30分:各町神輿神霊入れの儀
浅草神社本殿の御神霊(おみたま)を、各町会の神輿へお移しする儀式です。(神霊となる「お札」を浅草神社より授かり、それを各町会それぞれの御輿内部に奉安する(内部にセットする。))
なお、神事が執行される浅草神社の社殿には入れませんが、離れたところから儀式の様子を見学できます。(外からだとほとんど見えないので、おそらく何をしているのか分からないと思ふ♡)
2日目(土曜日)
10時:例大祭式典(浅草神社社殿前)
12時:町内神輿連合渡御
「町内神輿連合渡御」の読み方は「ちょうない みこし れんごう とぎょ」と読みます。
南部・東部・西部それぞれの地区の神輿が、浅草寺本堂裏に集合した後、浅草神社でお祓いを受け、町内を巡ります。
すべて地区を合わせて44町会あり、合わせて約100基の神輿が次々と出発するので、16時ころまで浅草のあちらこちらで神輿がみられます。
子どもが担ぐ小さな神輿や、担ぎ手が女性だけの「女神輿」もあります。ワッショイ
16時:奉納舞踊(浅草神社神楽殿)
浅草観光振袖学院の生徒さんたちの協演により奉演されます。
17時:巫女舞奉奏(浅草神社神楽殿)
次いで、浅草神社神楽殿では「奉納舞踊」が奉演されます。
3日目(日曜日)
3時:本社神輿庫出し清祓いの儀(浅草神社神輿庫)
御祭神の神霊を本社神輿へお移し(お乗せ)する儀式です。
3柱の神様の御霊が3基の神輿へ1柱ずつ移されます。
5時:神幸祭
午前5時頃になると1日の安全祈願として無事に祭典が終えられるように神幸祭(しんこうさい)が厳かに執り行われます。
6時:本社神輿宮出し(浅草神社境内、浅草寺境内)
神輿を浅草神社から担ぎ出す「宮出し」が行われます。
宮出しは一般観覧客は見れません。浅草寺・浅草神社には入場規制がかかります。
7時30分:本社神輿各町渡御
浅草神社の神輿3基が町を巡ります。
重さ約1トンの神輿を、100人がかりで担ぎます。
担ぎ手になるのは氏子たちで、神輿はリレーのバトンのように次のメンバーに渡されていきます。
三社祭のメインイベントで、多くの見物客が訪れます。
11時~18時:「お祭り広場」開催
11時から18時の時間帯になると、雷門通りから馬道通りにかけてお祭広場が開催されます。
この間は交通規制がかかり、一般車両は侵入できなくなります。
また、一度にたくさんの神輿が見られます。
14時:巫女舞奉奏(浅草神社神楽殿)
浅草神社神楽殿にて奉演されます。
15時:奉納舞踊(浅草神社神楽殿)
16時:太鼓奉奏(境内)
画像は日本太鼓道場の公式FBより素敵に引用したもの💋
18時30分〜19時:本社神輿宮入り
本社神輿3基は18時30分〜19時頃になると巡幸を終えて、浅草神社境内へ戻ってきます。
3基の神輿が鳥居をくぐって、浅草神社に戻ってくる勇ましき姿は圧巻!
三社祭のクライマックスともいえる最大の見どころ♡ くれぐれも”シ〜ン”とはしないでよ
各町会御輿の宮入り
神社の三基の御輿は宮入りはありません。(御輿の数が80〜100ほどあるので宮入りすると膨大な時間を要するので素敵になし)
各町会の御輿は渡御を終えると、各町・各地域、東部方面であれば東部の集会場などへ帰っていきます。
つまり、各町会の御輿が浅草神社境内で見られるのは土曜日の例大祭が終わった後(正午くらい)のみ。
21時:本社神輿神霊返しの儀(浅草神社社殿、神輿庫)
神輿へ移っていた御神霊を、本殿にお戻しする儀式です。
社殿には入れませんが、離れたところから見学できます。
三社祭の見どころ
三社祭では、初日の「大行列」「びんざさら舞」に始まり、「町内神輿連合渡御」「本社神輿各町渡御」「お祭り広場」など、たくさんの見どころがあります。
全部見られれば最高ですが、時間が限られている場合は、見たいイベントの時間と場所を公式ホームページなどで確認しておきましょう。
お神輿を一目見られればいいという場合でも、浅草は町をあげてのお祭りムードで大変な混雑なので、行き帰りの時間も含めて、時間には十分にゆとりを持った計画を立てましょう。
三社祭のINFO
住所:東京都台東区浅草2-3-1
浅草神社URL:http://www.asakusajinja.jp/sanjamatsuri/
神輿渡御のルートやスケジュールは浅草神社奉賛会の公式サイトでチェック👀
神輿渡御のルートやスケジュールは浅草神社奉賛会のページで確認できます。
GPSで本社神輿の位置が示されるので、当日、神輿を見に行く方には便利です。
過去の三社祭の動画もたくさんあります。
- 浅草神社奉賛会URL:http://www.sanjasama.jp/