「朱鷺のふるさとへのいざない」の石碑&トキの銅像
上記、閑々亭の前あたりにあるトキの銅像が乗った石碑でゴザる。
看板(碑文)の内容
国際保護鳥「朱鷺」の最後の生息地佐渡・新穂村は、山野の緑や鳥がさえずる水辺の美
しい村、能や人形芝居など伝統文化が息づき、人々に潤いを与える村である。
大正年間から昼夜を分かたず朱鷺保護活動に係ってきた村の歴史は、自然との調和
の証でもある。
ニッポニア・ニッポンと呼ばれるこの鳥は、新穂村にある新潟県朱鷺保護センターと
中国の北京動物園との交流により、増殖の試みが継続して行われています。
このたびズーストック計画を推進する東京都のご配慮を賜り、由緒ある地に記念像を設
置し、全世界との友好的交流により再び佐渡の空を朱鷺が飛翔することを願う。
このことを後世に伝えると共に、人々が朱鷺のふるさとと新穂村を訪ねられることを望む
ものである。平成三年三月吉日 新潟県新穂村
実は純和製のトキは大正時代末期に絶滅したと考えられていた。これは明治時代に羽毛を取る目的や、トキは田畑を荒らすため、猟の対象にされたことによる。
ところが新潟県新穂村でトキが目撃されると、すぐさま環境省より「特別天然記念物」の指定が下り、さらに環境省の絶滅危惧種のレッドラインに付け加えられることになる。
昭和56年には、野生の5羽のトキをすべて捕獲し保護&人工繁殖が試みられるのだが‥‥‥、これにより野生のトキは事実上、日本から姿を消すことになり申す。
そして平成15年(2003)年のこと、上記の捕獲してきた最後の野生のトキ「キン」が死亡。死因は突然、激しく羽ばたき出したためカゴ扉に衝突したとのこと。
これにより純和製(日本産)のトキは完全に絶滅。
現在の日本にいるトキは平成11年1999)年に中国から贈られたトキでゴザる。
ちなみに日本書紀にはトキのことを「桃花鳥(とうかちょう)」と書かれてい‥‥‥申す。クポっ ….FFモーグリ?
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