浅草・浅草寺「常香炉(じょうこうろ)」

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浅草・浅草寺「常香炉(じょうこうろ)」

煙の出所は、浅草寺の本堂前の「香炉(こうろ)」です (2)

浅草寺・常香炉の読み方

浅草寺の境内には、漢字の羅列で読みにくい名前のお堂や仏像がありますが「常香炉」は「じょうこうろ」と読みます。

浅草寺・常香炉の名前の理由・由来・歴史

本堂と宝蔵門の間に、お線香をたく香炉が置かれています。

仏壇などにお線香をあげる時に、使うのが香炉ですが、お寺では参拝者が線香をあげるために大きな香炉が置かれています。

浅草寺にも香炉が置かれ、常に煙があがっているので「常香炉」と呼ばれているようです。

浅草寺の「常香炉」には、参拝客が次から次へと集まってきます。

本堂へお参りする前に、ここで線香をあげたり、線香の煙を浴びたりしているのです。

丸い壺のような形の香炉には、宝形型の屋根がついており、雨の日でも線香の火は消えず、いつでも煙がでています。

そしてよく見ると、香炉には龍の絵が彫られています。

側面に彫られているので、身をかがめてみると見つけられると思います。

ただし「常香炉」とは言っても参拝者の来ない夜中は、煙はでていないようです。

常香炉で煙を浴びる理由と効果(ご利益)


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浅草寺・常香炉「常香炉」の前では、手を使って自分の体や顔などに煙をかけている人をよくみかけます。

一般的には、常香炉の煙を浴びると、体の悪い所がよくなると言います。

頭に煙をかけると、頭がよくなる、かしこくなると言って子どもに煙をかけている親御さんの姿もみられます。

また「常香炉」の煙には魔(邪気など)をはらう効果があるとも言われています。

他にも、科学的な見解によると自律神経を整えて、精神を落ち着かせる効果があるとも言われています。

しかし実際は、お寺で参拝前に煙を浴びるのは、自分のけがれを落とすためだとされています。

自分の身を煙で浄化して、清い姿で観音様にお参りするための一種の「儀式」なのだそうです。

秘められた事実!「もう1つの煙を浴びる理由とは?」

上述の説明は一般の参詣者に話であって、仏教的な意味合いでは少し異なるようです。

どのようなことかお分かりになりますか?

実は「匂いを付けるため(消すため)」に常香炉が用いられたと云われております。

知ってますか?

実は僧侶の方は「塗香(ずこう)」呼ばれる一種の香水のような「天然香木をすり潰した粉」を持っておられます。

これは何をするものかといいますと、常香炉と同じく匂いを付けるためなのです。

あまり知られていませんが、仏門の修行において生活臭を消すことは最低限の礼儀(作法)でもあります。

そこで塗香(ずこう)のような匂い消しを持っているわけです。

匂いを消す理由とは、例えば一室に篭って坐禅や講義などの説法を行う場合、体臭(口臭・足の匂い)や生活臭が漂った空間では集中力が散漫になります。

特に真暑のクソ夏い時期に一室に大人数が篭るとそれだけで汗などの体臭が気になります。

3日間履き続けたパンツやニンニクやネギ類などは匂いが強いので周囲にバレます。

忍耐にも限度があるというものです。(3日履き続けたパンツは最悪の匂いがします。一生忘れることはないでしょう)

そこで登場するのが、塗香くんです。

しかしこれは何も現代に始まった作法ではなく、お釈迦様も匂いを気にされており、匂い対策を作法(礼儀)として厳格にしたようです。

つまり上古の時代から匂い対策が厳格に行われていたことになります。

「常香炉」の線香の販売場所と値段

浅草寺の線香は100円で購入することができます。

常香炉の本堂に向かって左側の小屋には「授香所」と書かれた「のれん」が下がっています。

その名の通り、線香を授与している場所です。

「護摩木」もこちらで授与できます。

線香は火をつけたあと、振ったり、手で払ったりして煙だけ上がる状態にして常香炉に刺しましょう。

自分であげた線香の煙は、なんだかご利益が増しそうですが、目的はあくまで心身の浄化です。

欲深いことを考えてはいけません。..ヒっヒっヒっヒっ

常香炉の線香

浅草寺・常香炉の場所

浅草寺・本堂と宝蔵門の間のド真ん中に、お線香を炊く香炉が置かれています。
たくさんの参詣者の方が円形になって、寄り集まっている場所がありますので、一目見れば場所が分かります。

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