浅草・浅草寺「鎮護堂」

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浅草・浅草寺「鎮護堂」

浅草寺・鎮護堂

創建年

  • 1913年(大正2年)
建築様式(造り)

  • 寄棟造(本殿)
  • 切妻造(拝殿)
屋根の造り

  • 本瓦葺
ご本尊

  • 荼吉尼天女騎坐像
  • おタヌキさま(鎮護大使者)
  • 公孫樹の木(御神木)
ご利益

  • 火難除け
  • 盗難回避
  • リストラ回避
  • 出世成就
  • 商売繁盛
  • 来運招福

浅草寺・鎮護堂の読み方

「鎮護堂」の読み方は「ちんごどう」と読み、ご本尊として「荼吉尼天女騎坐像(だきにてんにょ きざぞう)」をおまつりしています。

鎮護堂の歴史・由来と創建理由


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1883年(明治16年/明治時代)、「戊辰(ぼしん)戦争」や土地の開発で、すみかを奪われた狸たちが、浅草寺の本坊、伝法院付近に追われてきたそうです。

狸たちは、腹いせにイタズラの限りを尽くしました。

イタズラを繰り返す狸たちに、当時の人々は大変困っていたといいます。

ある時、当時の浅草寺の住職の夢の中に、イタズラをはたらく狸が現れて、こう言いました。

「私たちをお祀りしてくれれば、イタズラはやめますよ」
「お祀りしていただけるのなら、伝法院を火事から守りましょう」

そこで、狸をおまつりするお堂を建てて、伝法院の守り神としたのが「鎮護堂」の始まりです。

鎮護堂は「火防・盗難よけの守り神」とされて、広く人々に信仰されています。

ただし、昭和の東京大空襲の時に、このお堂を猛火から救ったのは「おたぬきさま」ではなく、樹齢400年以上だと言われる「御神木・公孫樹(イチョウ)の木」だそうです。

鎮護堂・御神木・公孫樹(イチョウ)の木現在でも、イチョウの木の焼け跡が見られます。

狸が人々を守り、人々が植えたイチョウが狸を守り、助け合いの精神がここにあります。

浅草寺・鎮護堂の境内は、狸、狸、そして..白狸??

赤い門をくぐって中に入ると目に入るのは信楽焼の大きな2匹の狸です。

さすが、おたぬきさまと呼ばれる「鎮護堂」です。

しかし寄棟造りの屋根のお堂には、狸の姿は見られません。

ご本尊が置かれているのは、この建物の奥なのです。

伝法院の庭の中にあるので、一般の人は入る事ができませんが、柵のむこうにその様子はうかがえます。

そっとのぞいてみると、小さな建物の割に、大きな屋根がかかるお堂が見えます。

「入母屋(いりもや)造り」の屋根を持つお堂で、屋根瓦の「棟飾り(屋根の飾り)」に狸が描かれており、軒下の破風も凝ったデザインがあるお堂になっています。

龍の描かれた扉の前には、招き猫のような姿の「白狸」が座布団の上で座っています。

鎮護堂・白タヌキ

ご本尊の「荼吉尼天女(ダキニテンニョ)」は、もともと古代インドの神様で、日本では稲荷大神と習合し「出世稲荷の神様」と混同されています。

この神様は通常白いキツネに乗っていますが、鎮護堂では、白狸に乗っているのでしょう。

商売繁盛、出世成就のめずらしい白狸なのです。

なお、鎮護堂の周りには、狸の置物がいくつか置かれています。

鎮護堂からは、通常非公開の伝法院の庭園が垣間見られるのですが、この庭園の豊かな自然の中で、山を追われた狸たちも安心して暮らせることでしょう。

鎮護堂はサラリーマンにとって最高のご利益のスポット!!

境内には、男芸者である「幇間者(ほうかんもの)」の供養のための塚があります。

幇間者は、別名「たぬき」とも呼称されます。

狸は「ポん♪ポこ♪ポん♪すっポンぽん!」と鳴るお腹を持っていますから、「太鼓持ち」である「幇間」が連想されたのでしょう。

「太鼓持ち」はヨイショ!ヨイショ!と、自分以外の者や事柄を持ちあげて出世していくので、鎮護堂のおたぬき様は、出世のご利益があるとも云われています。

「たぬき」を「他抜き」と当てて、他を抜くことから出世が連想され、落語家や歌舞伎役者、芸能人がよく参拝していきます。

また、境内左手のお地蔵様は「加持地蔵尊(かじじぞうそん)」と言われ、頭と体が離れていたものが、今では見事にくっついています。

首がつながっていることから「リストラ除け」になるそうです。

「出世を願ってリストラを防ぐ」

まさに働くものにとっては最高のご利益スポットと言えるでしょう。

浅草寺・鎮護堂の「たぬきのお守り」

浅草寺・鎮護堂では「たぬきのお守り」を授与することができます。

たぬき守り

画像引用先:http://www.geocities.jp/

おたぬき様の御神徳を授かることで、火事などから御守護くださります。

このたぬきのお守りは少し特殊な語呂が合わせられており、たぬきは「他抜き」とも読めることから学業成就や成績向上のご利益もあると云われています。

浅草寺・鎮護堂の場所

鎮護堂は雷門から仲見世を抜けて、宝蔵門の手前の「こども図書館」の奥、「伝法院」の前にあります。
雷門から仲見世通りをまっすぐ進み、左に曲がれば伝法院通りに出ます。
非公開である伝法院の鎖された扉を通り過ぎると赤い門のお堂が見えてきます。
これが「鎮護堂」です。
混雑を回避したい方は、仲見世通りを避けます。
雷門を正面に見て、雷門の左脇から2つ目の道へ入り、浅草寺方向へ直進すると鎮護堂前の門が出てきます。

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