影向堂の目の前の中庭には鯉がヒラヒラと優雅に遊泳する池が造池され、人工渓流も築かれています。その周りにはわずかながら樹木草花が植栽されています。
この中庭の一画にはは次のような堂舎が建てられていたり、地蔵尊が奉安されてい申す。
本ページでは『銭塚弁財天』に焦点を当てて、掘り下げているものでゴンす。
浅草寺「銭塚弁財天」の歴史・由来
浅草寺の寺伝によれば、当弁財天は福徳財運のご利益が華々しく、古来、ひときわ篤き崇敬が寄せられているとのこと。
ただ、江戸時代の浅草寺境内の地図を見ると当弁財天の名前が見えない。
江戸時代の浅草寺境内図
⬆️当お堂の前にある「恵日須・大黒天堂(恵比寿 大黒天)」は名前がある。
見どころ
堂舎正面向拝の極彩色の龍の妻飾り
扁額
軒丸瓦の三つ巴紋
いばら垂木(茨垂木)
両脇の柱上の連三斗
連三斗(つれみつど)はおよそ鎌倉中期頃から散見される古い様式。向拝部分の屋根を支える構造材であるとともに装飾的な意味合いをもつ。同時に金もかかる。
極彩色の龍の妻飾り
極彩色の蟇股
中央に見えるのは「波に三つ鱗紋(なみにみつうろこ)」の紋様。弁財天が祀られている堂であることを示す。
波に三つ鱗紋については下記ページにて。
立て札(案内板)の内容
弁財天さまは、七福神のお一人で仏教をお守りする善神である。
芸能や学問の上達、財宝や福徳の神とされる。
この銭塚弁財天さまは、福徳財運の弁財天さまとして、特に信仰が篤い。
金龍山 浅草寺
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