隅田公園の桜の由来と歴史!「いつから生えている?誰が植えた?」

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隅田公園に桜を植えたのは徳川家綱と徳川吉宗!

「墨堤の桜」は、江戸時代、4代将軍・徳川家綱の命によって植えられたのが初めとされ、1717年(享保2年)には8代将軍・徳川吉宗が100本の桜を植え足したという記録があります。

隅田川の川岸に桜を植えた理由

吉宗は、「火事と喧嘩は江戸の華」というほどに火事が多かった江戸の町において、開けた場所を作って延焼被害を減らそうという目的で、各所に桜や松、柳の並木を整えました。

また、江戸の町の郊外に桜の名所を作って町民にも開放することで、庶民に憂さ晴らし、つまり、ストレス解消をさせようと考えたとも言われています。

まぜなら、生活に不満を持つ人が放火をする事件が後を絶たなかったからです。

現在の隅田公園の桜は1980年(昭和55年)頃にまとめて植えられたもの

それから約300年に渡り、墨堤の桜は、江戸、そして東京の桜の名所として親しまれ、洪水、震災、空襲などにより、何度も大きな被害を受けてきましたが、その度に復興されてきました。

現在隅田公園で見られる桜の多くは、1980年(昭和55年)頃にまとめて植えられたもので、中には年を重ねて樹勢の衰えが目立つものも出てきています。

そこで、台東区では、隅田公園がこの先100年、桜の名所であり続けるために、桜の木々の個別の管理、エリアごとの状況把握、生育環境の改善、剪定(せんてい)などのケア、景観整備・見せ場づくりなどを行う「隅田公園サクラ再生計画」を実施しています。

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