【出世運と商売運爆UPパワースポット】被官稲荷神社の歴史や由来・境内見どころ(狐人形)をご覧あれ!

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被官稲荷神社【東京浅草神社・境内末社】

  • 創建年:安政2年(社伝による)
  • 再建年:社殿は創建当初のもの
  • 社殿の造り(建築様式):一間社流造
  • 社殿の大きさ:間口約1.5メートル、奥行き約1.4メートル
  • 屋根の材質:杉皮葺
  • 御祭神:稲荷大神(宇迦之御魂神)
例祭日:
  • 初午祭(毎年2月初午にあたる日)※毎年変動あり
  • 例大祭(毎年3月18日)

被官稲荷神社の読み方

「ひかんいなりじんじゃ」と読みます。

出世に由来!被官稲荷神社の「被官」の意味

被官(ひかん)とは、官を被る(こうむる)と解釈できることから、これは大きく見て出世という意味合いになるとのこと。(当神社の社伝による)




被官稲荷神社の歴史

安政元年のこと、町の火消し(大岡越前が提唱し、組織した町の自衛消防集団※現在の消防隊の前身)の「を組」の頭・浅草寺伝法院新門の門番であった新門辰五郎の妻が、ある時、重病で病床に伏したそうです。

⬆️新門辰五郎

コノヤローなほどに焦りに焦った辰五郎は、以前から尊崇を寄せていた京都山城の伏見稲荷神社(現在の伏見稲荷大社)に参拝し、妻の病気の平癒を祈念したそうです。

すると‥‥あらまあらまの不思議しぎしぎ摩訶不思議!なんとぉぅ!嫁の病気がパリッと爽快!元気ハツラツ!オロナミンCぃ〜‥‥のごとく、まだ伸びきっていない鼻毛までもが全部すっ飛んじまぅほどに急快復したそうな。どんな度合いや

被官稲荷神社のご利益と御祭神「宇迦之御魂神」とは?

「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」と読みます。

これは当神社の成り立ちが伏見稲荷大社に奉斎される神を招いたとすることから、ご利益も京都伏見稲荷大社と同様、古来、五穀豊穣・商売繁盛に利益があるとされます。

伏見稲荷大社の神は稲荷大神と尊ばれ、その実体は「宇迦之御魂神」とされています。

被官稲荷神社特有のご利益

「被官」とは、『上の者に直属する者。大名直属の武士。』とも解されますが、被官とは当神社を創建した新門辰五郎という人物の生き様(人生)に由来するものだともいえます。

新門辰五郎のことについて言及すると、どうも町の火消し「を組」を率いた頭領だけではなく、在任中、様々な功績を積み上げて江戸中に知らぬ者がおらぬほど、名を馳せた人物だったようです。

辰五郎は気性の荒い火消しのメンバーたちをうまくまとめあげ、元締めとしての力量をクソ寒い朝に飲むコーンスープのごとく内臓に染み渡るようにビシバシと発揮してくると、意味よぅ分からん やがて上野寛永寺の子院である大慈院の別当・覚王院義観の要請を受け、浅草寺界隈の掃除方(一帯の元締め)を一手に引き受けることになりまする。

以来、辰五郎は浅草中の的屋や香具師などの総括する大親分となり、一財を築き上げます。うきゃきゃ

辰五郎の快進撃はこれだけに止まらず、覚王院義観の取次にて時の将軍・徳川慶喜とも親交が生まれ、やがて自らの娘である「芳(お芳)」を慶喜公の側室として昇殿させるに至り申す。

これにより、自らが率いた「を組」を中心とした組織は徳川慶喜直々の要請もあって、慶喜直参の護衛集団へと生まれ変わり、半ば軍閥組織にまで成り上がります。

以上、簡単にこの新門辰五郎という人物の生い立ちを解説し申したが、辰五郎の慶喜を護衛する有り様を「被官」と捉え、辰五郎が祀ったこの神社へ参拝すれば出世の利益が得られると、言わば後世の人々がアヤをつけたのでゴザんしょう。

新門辰五郎の概要
  • 所属:町火消10番組の組頭
  • 主人:上野寛永寺の住職(浅草寺住職を兼務)輪王寺法親王

鉄砲狐とは?

鉄砲狐とは、キツネを型どった焼き物の人形のことで、一般的に「土人形」と呼ばれる類いのものです。

被官稲荷神社では京焼窯で作った土人形(当神社では”お姿”と呼ばれています)を授与しています。

土人形がたくさん祀られている理由

当神社の本殿脇には、鉄砲狐を奉納する場所が設けられていますが、ここに置かれている無数の狐人形は願いが叶った信者がお礼参りに訪れて奉納したものです。

やり方としては、社務所で購入した鉄砲キツネをそのまま奉納する。

もしくは、鉄砲狐を持ち帰り、神棚やデスクなど自身の身近な場所に祀り、毎日願い事を祈念します。

そして願い事が叶えば当神社へお礼参拝し、お世話になった狐を奉納する。

もしまだ願い事があるならば、おキツネ様を授かって持ち帰って同様のことを繰り返す‥‥。

‥‥と、このような授かり方もあるようです。




〜 被官稲荷神社の見どころ 〜

鳥居

鳥居は社頭の鳥居を含めて4つありますが、意外にも意外!なんとぉぅ!新門辰五郎が江戸時代に奉納した鳥居は一番真新しく見える社頭(参道入口)に建つ鳥居だから驚きを通り越してケツ穴からウンちょが豪快に飛び出しそぃになる。

⬆️噂の噂の社頭入口の鳥居

⬆️古めかしい鳥居があるがこれは手前は明治時代で奥が大正時代のもの

鳥居の扁額

⬆️あまり見られない!狐の繊細な造形がスゴい!石でキツネを型どるの相当な労力いるハズ。ただ、この扁額は真新しいので最近奉納されたものだと思われる。

⬆️もう1つの扁額

名もなき井戸?

⬆️社頭のある井戸。どうやら今も現役で使用されている井戸のよう。…水飲めんの?

狛犬ならぬ‥‥‥狐像

⬆️本殿内のキツネ像

⬆️本殿脇のキツネ像。少しお顔が‥‥あぁっ。ウフ♡




無数の鳥居の奉納

⬆️まだ奉納スペースがあるように思える。景気付けに1本どぅ?

境内には高さ30㎝くらいの鳥居と子供の身長くらいの高さの鳥居が、これまた無数に奉納されていまする。

伏見稲荷大社に見られるような巨大な千本鳥居を設けるスペースがないので、その代用となるものなのでしょう。(ご利益は同じ)

【補足】鳥居の奉納申し込み方法

鳥居は「願いが通る・通った」に通じるものがあり、当神社でもこれに倣い素木(無色)の鳥居を奉納することができまする。

願意の例:心願成就、病気平癒、合格祈願….etc

  • 初穂料(値段)
  • 大鳥居:(高さ140㎝)1万円也
  • 小鳥居:(高さ60㎝)8000円也
  • 申込場所:浅草神社社務所

鳥居の奉納者には漏れなく被官稲荷オリジナルの水引き守を授与していただけます。

被官稲荷神社のおみくじ

被官稲荷神社がオープンしている時は社務所前に被官稲荷神社オリジナルのおみくじを出されています。

なお、このおみくじは社務所の前でも引けます。

被官稲荷の少し変わった参拝方法

これは浅草神社へ訪れるたびに被官稲荷社へも立ち寄って参拝しているうちに気づいたことですが、お供え物をする地元の崇敬者さんたちの中には少し変わった参拝方法をしていることに気づいたのでご紹介しておきましょう!

  • 社殿と正対し、通常の二礼三拍手一礼の参拝をする
  • 社殿の左側へ回り込み横から社殿を同様に二礼三拍手一礼で拝する
  • 今度は社殿の裏側へ回り込み社殿へ向かって二礼三拍手一礼で拝する
  • 次は右側へ回り込み横から社殿を同様に二礼三拍手一礼で拝する
  • 再び社殿と正対し、90度に近い、深々とした一礼をする

実は、この参拝方法について実際にされていた崇敬者の方にお聞きしたのですが、理由や由来は分からず、周りがしているのでしていたようです。

ただ、中には「親がしていたから」という話もありましたので、代々、受け継がれているということを加味すれば、現代に至っても崇敬者から一際、篤い尊崇が寄せられている様子がうかがえます。

あらためて歴史の重みや浅草神社の偉大さというものを感じずにはいられない。オホ

境内で写真撮影される際の注意点

  • 三脚は禁止
  • 参拝される方が優先

….etc

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