浅草寺🕸「薬師堂」

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浅草寺🕸「薬師堂」

浅草寺・薬師堂

創建年

  • 1649年(慶安2年)
建築様式(造り)

  • 入母屋造
  • 平入
屋根の造り

  • 本瓦葺
大きさ

  • 4辺3間:4辺各5.5m
ご本尊

  • 薬師如来座像
法要

  • 縁日法要:毎月8日(午前10時〜)

薬師堂の読み方

「薬師堂」は「やくしどう」と読みます。

徳川家光と縁の深い「橋本薬師堂」

本堂の西には、「薬師堂」が建っています。

薬師如来をおまつりするお堂です。

もともと本堂の北にあったため、「北薬師」と呼ばれていましたが、江戸幕府3代将軍であった徳川家光が薬師堂を再建した時に場所を移しました。

その時、「堀の橋」の近くに建てたことから、家光が「橋本(はしもと)薬師堂」と言う名前をつけたと言われています。

建っている場所は移されましたが、浅草寺境内において家光公によって再建が命ぜられた唯一現存する堂舎です。




浅草寺・薬師堂の特徴

浅草寺・薬師堂は、「入母屋造(いりもやづくり)」、「瓦葺き」の屋根を持つ、4辺3間のお堂です。

建物の見た目は、薬師堂の西にある、淡島堂とものとよく似ています。

薬師堂へ参拝される際は、手前に「石燈篭」が設置されているので、それを目印にしましょう。

お堂の中には、ご本尊の薬師如来坐像の他、前立の薬師如来像と「十二神将(じゅうにしんしょう)像」がまつられています。

十二神将とは、薬師如来の12人の護衛です。12の方角全てを守っているのです。

薬師如来は修行中に、12の大願をしました。

それの願いとは・・

  • 人々の煩悩を浄化させてあげたい
  • 人々の生まれつきの病気を治してあげたい
  • 人々を飢えや喉の渇きあら救いたい

・・など、全ての人々が安らかに過ごせるための願いなのです。

その12の願いを守っているのが十二神将というわけです。

「12の神の将軍」ですから怖い形相をしていますが、人々のやすらぎのために尽くしてくれるありがたい方々なのです。

お堂の扉は開きますが、さらに格子のついた扉が閉まっていて、堂内の様子はよく分かりません。

薬師堂の右手にある「一言不動尊」のご利益

薬師堂の右側には、1725年(享保10年)に造られたという宝形屋根の軒下に「不動堂」と書かれた「一言不動尊」の建物があります。

一言ですから、1つの願いだけが叶うのです。欲張りな参拝者の願いは叶えてはくれませんよ。

また「一言不動尊」の脇には「百度石」も立っています。

浅草寺・薬師堂の場所(地図)

浅草寺・薬師堂は浅草寺・本堂の左脇にあります。影向堂の前です。

浅草寺本堂からの所要時間・距離

  • 所要時間:約1分
  • 距離:約80m

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なお、この薬師堂の近くには「御朱印」を授与している「影向堂(ようごうどう)」と、「六角堂」なる六角形をした世にも珍しい不思議なお堂があります。薬師堂へ訪れた際はぜひ!六角堂へも参拝してみてください。

影向堂と六角堂については下記ページにてご紹介しています。

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