浅草・浅草寺に【超W市】があった?!「ガサ市」と「羽子板市」について

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浅草・浅草寺に【超W市】があった?!「ガサ市」と「羽子板市」について

浅草寺に12月の中頃頃に訪れると、世にも珍しい何とも滑稽な情景を、浅草寺の境内で見ることができます。

おそらく、こんな滑稽な情景は、日本中探しても浅草寺だけでしょうね。

滑稽と言われるのもそのハズ、なんと!浅草寺の境内に2階建ての鉄筋プレハブ造りの仮設住宅が、突如、立ち並ぶのですから。

浅草寺ガサ市実は、これこそが浅草寺の恒例の行事である「ガサ市」と呼称される行事なんです。

浅草・浅草寺の「ガサ市」とは?

毎年12月15日頃から2週間程度、浅草寺本堂裏の空き地にプレハブ造りの店が並びます。

これを「ガサ市」と呼び、どの店も主に「正月飾り」を売っています。

品物を箱から出し入れする際に「ガサガサ」と音がすることから「ガサ市」と呼ばれるようになりました。

「ガサ市」は、主に業者さん向けの市場で、小売りはしておらず、一般客はほとんどいません。

したがって、訪れる人もまばらで、やや寂しい雰囲気に見えますが、なんと!江戸時代から浅草寺に続く「歳の市」の面影を残した、年の瀬(年末)の伝統的な風物詩の1つでもあるのです。

ガサ市で売られている物の種類

浅草寺・ガサ市1ガサ市で売られる正月飾りには、縁起物がつきものです。

「正月飾り」とは、お正月を迎えるにあたって、仏壇や神棚に供える「お餅」や「ミカンが付いた注連縄」などのことです。

江戸時代から比べると、現代では正月飾りを飾るお宅やお店が減ってしまっています。

つまり、見たことがないような正月飾りも、このガサ市に訪れると目にすることができます。

伝統的なお正月の縁起物(飾り)を、はたして、あなたはいくつご存知ぅぃ

伝統的なお正月飾りの種類 一覧

門松

正月飾り・門松

1年の豊作や福をもたらすとされる年神(歳神)様は、門松を目じるしにして各家庭にいらっしゃると言われています。

松は「神様を待つ」にも通じます。

また、一年中青々を茂る常緑樹であることから、子孫繁栄などの意味も込められます。

注連縄(しめなわ)・注連飾り(しめかざり)

注連飾り

しめ縄は「これより内側は年神様が宿る場所」という意味を持ち、魔除けとしても用いられます。

「大根〆」と呼ばれる太めの注連縄や「ごぼう〆」と呼ばれる細めの注連縄などがあります。

えび

正月えび

長いひげを持ち、体を曲げたえびは、「腰が曲がるまで長生きする」という願掛けとして、お正月の飾りやおせち料理に使われてきました。

また、硬い殻を鎧や兜に見立て、疫病などを防ぐという意味もあります。

伊勢えびの「伊勢」は、「威勢」にも通じます。


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干し柿

干し柿

「幸福をかき集める」という語呂合わせや「嘉来(よろこび、良いことがくる)」という当て字から、縁起物とされています。

扇子(末広)

正月 扇 末広

その形状から、良いことが先々に広がっていくという意味を持たせます。

宝船

正月・宝船

言わずと知れた、七福神が乗る船です。宝物を積んでいます。

藪柑子(やぶこうじ)

正月 藪柑子

十両とも呼ばれる、赤い実をつける植物です。
お金を連想させるその別名から、同じように赤や黄色の実をつける万両、千両、百両などの植物と共に、縁起物として親しまれています。

神馬藁(ほんだわら)

神馬藁

たくさんの粒々がついた海藻で、子孫繁栄の願いが込められます。
また、「藻(も)を刈る」と「儲かる」のゴロ合わせで、商売繁盛の意味を込めることもあります。

裏白(うらじろ)

裏白

シダ類の植物です。
裏面が白い葉に「裏も清い(性格)」をかけ、潔白を表現するものとして、葉の裏側が見えるように飾ります。
常緑であること、枝が長く伸びることから「長寿」の意味を持たせたり、左右対称に飾って「夫婦円満」を表したりすることもあります。

譲葉(ゆずりは)

譲葉・正月

新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家系の繁栄を祈願する縁起物になっています。

橙(だいだい)

橙・正月

「代々」にかけて、家系の繁栄を祈願します。
鏡餅やしめ飾りにミカンを添えるのは、このためです。

以上のような種類がありますが、ココで挙げた縁起物の種類はホンの一部であり、まだ他にもあります。

ぜひ、あなた自身が浅草寺のガサ市へ訪れて実際に触れてみて楽しみを味わってみてください。

浅草を代表する【もう一つの歳の市】浅草寺・「羽子板市」

毎年12月17日から19日まで、浅草寺境内には、五重塔前を中心に数十件の羽子板の露天が並んで大変にぎわい「羽子板市」として有名です。

浅草寺・「羽子板市この羽子板市も、ガサ市と同じく「歳の市」の流れをくむ伝統的なイベントで、現在では、羽子板市を指して「歳の市」と呼ぶこともあるようです。

浅草寺・羽子板市の歴史・由来と語呂

江戸時代後期、浅草寺の境内では羽子板でつく羽が、害虫を食べてくれるトンボに似ていることから、トンボの縁起に因んで、女の子のいる家庭に羽子板を飾るようになったそうです。

羽子板の羽

羽子板の「羽」が害虫を食べてくれるトンボに似ているので「悪い虫がつかない」

羽の根元の硬くて丸い部分

豆のように丸いので、豆に見立てて「魔滅」という字を当て「魔除け」
あるいは
「マメに暮らせる」

・・などです。

終わりに・・

毎月18日は観音菩薩の縁日ということで、普段よりも多くの参拝者が訪れる浅草寺ですが、羽子板市が開催される12月は、特別な雰囲気を味わえます。

色とりどりで個性豊かな羽子板を見学し、年末のお祝いムードを堪能した後は、新年に向けて観音様にお参りするのも、忘れないでくださいね!

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