【待ち時間30分から約1時間!】亀十のどら焼き(黒餡&白餡)と松風を食べた感想を‥‥知ってみたぃ?

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しかし、かつて「どら焼き」ごときに30分ちかくも並ぶことがあっただろぅか。

浅草に住んでる人で「亀十」の存在は知らない人はいないと思うが、まぁ〜この店の前には、平日土日祝問わず、いつ来てもオープン前から行列ができている。オープン前に電車で30分かけてやってきて並びに来る人もいるほど。

コロナ禍の期間中は、さすがに行列も少なめの感はあったが、それでも吾妻橋の交差点くらいまで行列が発生していた。….”コロナ禍の期間中”?

浅草・亀十の歴史

さて、亀十は浅草雷門前にて大正時代末期に創業以来、約90余年の歴史をもつ和菓子の老舗。現在では「東京どら焼き御三家」の一角を担い、東京のどら焼きでは音に聞こえるほど。

東京どら焼き御三家・一覧
  • 上野:うさぎや
  • 東十条:黒松本舗草月
  • 浅草:亀十

以下2店を入れる例もあるとか。

  • 南池袋:すずめや
  • 日本橋:清寿軒

当店自慢の目玉となるメニューはモチのロン!「亀十のどら焼き」。

中身の味は白餡と黒餡(普通の餡子)の2種類あり、好みの味をチョイスできる。

他に「松風」という沖縄産の黒糖を使用した黒糖生菓子も人気。(後述)




「亀十のどら焼き」を食べた感想

 

包装(包みビニール袋)から簡単に取り出せる!

まず、亀十のどら焼きが包まれているビニールケースは手で軽く広げることが出て食べやすく設計されている。すでにここから亀十のどら焼きに対するコダワリが始まっているのだろぅクぁと!カぁカぁ

衣を食べた感想

衣(コロモ)は、ホットケーキの生地、もしくはケーキのスポンジのようなポヨンポヨン♪とした風合い。卵がふんだんに使用されているのが色合いからして分かる。

このコロモを見れば分かるように、ホットケーキのような焼き焦げを付けた薄皮の衣が特徴のどら焼き。これがまず、巷間で見かける市販のどら焼きとの大きな違い。

フンワリとして噛まずに飲み込めるほど柔らかいものだと思うが、思ったよりも歯ごたえがあることに気付く。

コロモ(生地)の味について
  • 思ったより味がしない
  • 思ったより甘くない
  • 焦げの味が強く、香ばしさを覚える

コロモはあまり味がせず、甘くもない。ただ、表面の焦げ部分の焦げの味が香ばしさを誘ぅ。これは鹿せんべいのような風味を少し思い出した。

しかしながら、このコロモと中身の餡子と同時に噛み込んだ時、このコロモの実力は発揮される。

餡がもつ素材独特の甘味や風味をこのコロモは損ねない。むしろ香ばしさを与えて餡が持つ旨味を活かしているといえる。

コロモの生地の食感

コロモは市販のどら焼きとは大きくことなり、噛み込むことでホットケーキの方が粘りがあり、パサパサとしていてパンケーキのように歯切れが良い。

しかしフワフワとした弾力さはホットケーキを上回り、パンケーキと並ぶ。

亀十どら焼きはこのコロモが評価を受けているといっても過言ではない。

以上、どら焼きの常識をブチ破ったこの風合いは、死ぬまでにぜひ一度味わって欲しぃ。

黒餡を食べた感想

黒餡の方は北海道十勝産の小豆を煮立てて、摺り込んだ餡。ところどころに小豆(あずき)の原型が残っているので歯ごたえも楽しめる。マイぅっ。

餡子は程よい甘さの餡。粘り気もあって、甘さがシツコくない。

衣と同時に噛み込むことで、衣と黒餡の風味が絶妙にマッチする様を感じられる。

亀十の店員さんに聞いたところ、焼き上げる前の生地種の段階で空気を入れ見ながら、生地を作っていくとのこと。焼き上げる時も機械を使わずに手作業で1枚ずつ職人が仕上げていく。

職人技はそれだけに留まらずに、焼け焦げたような、まだら模様の独特の風合いを生地にワザと付けながら仕上げる。

焦げを付けるときは中身の風合いを損ねないために、表面にのみ付ける必要があり、熟練しないとなかなかできないとのこと。

以上のような職人の手作業によって生み出されるものだから、1日に生産できる枚数が決まっている。つまり、売り出される枚数も限定される。




白餡を食べた感想

白餡は手亡豆(てぼうまめ/インゲンマメ)を煮立てて、摺り込んだ餡。黒餡よりも柔らかく、まろやかでクリーミー且つ、上品な味わい。上記、黒餡のように粘り気もある。

ただ、黒餡と比較すると餡が持つ風味や存在感という面では黒餡に劣る。白餡は黒餡ほど風味や存在感があるワケではないが、この独特のクリーミーな風味はもはや個性といえる。

黒餡と同じく、衣と同時に噛み込むことで、衣と白餡の風味が絶妙にマッチする様を感じられる。これはこれで美味ぃ。

ブラックの深煎りヒーコー(訳:深煎りコーヒー)が欲しくなってくる。

伝統のどら焼き:360円/個
賞味期限:3日間

亀十のどら焼きは黒餡派と白餡派がいるらしい

店員さんにお聞きしたところ、亀十のどら焼きには黒餡派と白餡派とに分かれるらしっぅぃ。

ただ、個人的には黒餡の方が好き。歯ごたえと黒餡が持つ独特の風味が、このどら焼きのコロモの風味とよりマッチしていると考えるからである。

亀十どら焼きは通販では買えない!

1日3000個限定なので早い者勝ち!

大手通販サイトのAmazonを見ると亀十のどら焼きを販売しているページが出てくるのだが、亀十さんに聞いたところ、Amazonはもとより、通販自体していないとのこと。

つまり、亀十の商品を買ってきて販売しているのか、偽物を販売している可能性も考えられるということ。

ただ、店内商品の予約や取り寄せ、地方発送は取り扱っているようです。

亀十のどら焼きの予約方法

亀十のお店へ電話して「どら焼き(白or黒)」を予約したい旨を告げる。

受け取りできる日を聞かれる(予約が埋まっていれば「今なら〇〇月〇〇日からであれば可能です」のようなアナウンスを受ける。)

取りに行く

予約すると並ばずに受け取ることが可能。

なお、亀十さんにお聞きしたところ、店頭販売分、百貨店の取り置き分、予約分と分けているとのことなので、それぞれ個数に上限があるとのこと。

したがって予約受付はしていても、早くても1週間はお待ちいただくことになるとのこと。

ちなみに6月27日時点では3日後から予約可能とのこと。受け取り時間は10時〜18時30分までの間。

なお、予約する際、電話かけた時に予約日が決められず、翌日電話した時にはすでに予約が埋まっていることがあるので、予約日は事前にキッチリと決めておくことをオススメしておこぅ。

発送(取り寄せ)

亀十へ電話して注文する

注文した分の代金と郵送料を現金書留にブチ込んで発送。

現物が送られてくる

2021年6月27日時点で最短で発送できる日は8月上旬とのこと。つまり1ヶ月先。ムフ

亀十のどら焼きは百貨店やデパートの催事でも買える!

亀十は都内&全国のデパートや百貨店の催事に出店していることがありまする。

出店している百貨店・デパートの一例

都内
  • 池銀座三越
  • 池袋東武百貨店
  • 大丸東京
  • 上野松坂屋
  • 小田急百貨店新宿
  • 新宿高島屋
  • 札幌三越
  • 日本橋三越
  • 東急百貨店渋谷
全国
  • 阪急うめだ
  • 大丸心斎橋
  • そごう大宮
  • 高島屋横浜
  • 博多阪急
  • 松坂屋名古屋
  • 全国の主要な高島屋(大阪なんば高島屋、名駅高島屋…etc)

亀十のどら焼きの大きさ(サイズ)

直径:約11.5cm

厚さ(いちばん太っとぃ部分):約3㎝※生地1枚が0.7㎝ほど。

亀十のどら焼きの主材料

黒餡

砂糖(国内製造)、小麦粉、卵、大納言大豆、膨張剤(一部に小麦、卵を含む)

白餡

砂糖(国内製造)、小麦粉、卵、大豆、膨張剤(一部に小麦、卵を含む)

亀十のどら焼きの成分・カロリー

黒あん

成分・カロリー数値
カロリー355kcal
たんぱく質7.20g
脂質3.00g
炭水化物74.80g
食塩相当量0.38g

※栄養成分表示/1個あたり

白あん

成分・カロリー数値
カロリー356kcal
たんぱく質6.60g
脂質2.80g
炭水化物76.20g
食塩相当量0.38g

※栄養成分表示/1個あたり

亀十のどら焼きの値段(1個買いOK!箱買いOK!)

個数値段個数値段
1個360円5個2,130円
6個2,490円7個2,850円
8個3,210円10個3,930円
12個4,870円15個5,950円
20個7,750円30個11,350円

※栄養成分表示/1個あたり

亀十の混雑具合と待ち時間

これまでの通例ではオープン前で30分〜1時間。

現在はコロナ禍なので20分〜30分程度で買える。

1度に店内に入れる人数が10人くらいなので、10人が減った段階で次の数人が案内されて入店する。‥‥この繰り返し。

亀十のどら焼きが売り切れる時間帯は何時頃?

亀十は夕方行くと空いているが、この理由は目玉商品であるどら焼きが売り切れたから。

どうしても食べたければオープン前に並べば買える。

お昼時(正午〜13時)も行列ができるが、昼過ぎて15時くらいには売り切れているケースがほとんど。早ければ午前中ということもある。




並ばずに買えるオススメの時間帯は何時頃なのか?

毎日張り付いて見ていたワケではないのだが、地元民の所感的に平均してみていると夕方近く〜閉店にかけては空いているように思えますねぇ。

ただ、上述したように夕方になるとどら焼きが売り切れていることがほとんど‥‥どぇす!

‥‥ま、楽は無理!裏技のようなものも皆無!‥‥と考えて、おとなしく並ぶしかなさそぅ。クきゃ

並ぶのが嫌なら予約しかないでしょ。

亀十の混雑具合と行列の様子

オープン前の店頭の様子(土曜日‥‥だったと思ぅ)

もはや朝の浅草のお馴染みの光景となってしまった。オープン前は吾妻橋の方まで行列ができることも珍しくない。

オープン直後の亀十の様子(日曜日)

先頭から10人くらいが呼ばれて入店したところ。

店員(たぶん次長くらい)に、次の数人が呼ばれている瞬間を激写!ある意味、貴重な写真である。

朝11時頃の様子(平日)

これは2月下旬頃の平日11時頃の様子。この日は曇っていて雨が降り出しそぅになっていたこともあってか少し少ない。平日は土日祝日と比較すると、やや少ないか。

雨天日の朝10時30分頃の様子(平日)

6月下旬、梅雨時期真っ只中の午前10時30分頃の店頭の様子。天気予報では雨の予報。雨天の日は少し少ないことが分かった。待ち時間なんと!5分!

夕方17時30分頃の様子(平日)

夕方頃は平日、土日祝日問わず、空いているが、これは目玉商品のどら焼きがすでに売り切れているから。

上掲写真のときも、すでに当日のどら焼きは完売。店頭はもとより、店内にもからっきし人がいない。閑古鳥が鳴いている。オープン前の賑々しさが嘘のよぅ。

通例であれば人気が出ると、生産力を上げるために機械を導入するなど考えるものだが、気高きクラフトマンシップも然る事ながら、食べる客の姿が浮かぶからこそ、受け継がれた伝統の技と味を守り抜こうとする姿勢がうかがえる。

そこに亀十のどら焼きの真価というものを見い出せるのではないだろうか。カぁ

亀十へのお問い合わせ先「場所・電話番号・営業時間・定休日」

場所:東京都台東区浅草1-18-11
営業時間:10時~19時
定休日:年中無休
ホームページ:亀十(食べログ)




「亀十の松風」を食べた感想

私的には松風の衣の方が、どら焼きの衣よりもフンワリ♪と弾力があって好み

松風は沖縄産の黒糖を使用した衣を蒸しあげ、中に粒餡をブチ込んだ生菓子。

この黒糖の衣は黒糖の風味が凝縮されていて、噛み込むと最近右穴が詰まり気味の鼻にまで、風味が押し上がってくる。

衣の食感は蒸しケーキのような感じで、生地の状態はカステラを柔らかくして水分を少し含ませた感じ。

この衣と中身の黒餡を一緒に噛み込むことで、上品な生菓子へと早変わりする。

衣はパンのように隙間があって君の純白のお肌のように弾力があって素敵。

黒餡に黒糖というと、いかにも甘そうな感じがするが、後味スッキリの上品な甘さ。

  • 松風:260円/個
  • 賞味期限:4日間

亀十の場所(地図)


亀十の最寄駅

東京メトロ銀座線「浅草線・浅草駅」2番出口から徒歩2分
都営浅草線 浅草駅A4出口から徒歩2分
東武伊勢崎線 浅草駅から徒歩3分
つくばエクスプレス 浅草駅から徒歩12分

亀十の最寄バス停

雷門バス停下車、徒歩約1分
都営浅草駅バス停下車、徒歩約2分

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