すみだ水族館の中心的なメイン水槽として、5階フロアにある水量約350トンもの国内最大級のプール型の水槽があります。
この水槽には、ペン君(ペンギン)たちが自由に泳ぎまわり、そしてぬぅあんと!このプールはペン君たちの生活の場でもあります。
すなわち、ペン君たちが生きる様子を365日、リアルに間近で観ることができます。
以下ではすみだ水族館のペンギンの種類・名前の由来や、他に餌やりの時間、1日の餌やりの回数についてご紹介しています。
すみだ水族館のペンギンプールの場所
すみだ水族館のペンギンの種類
すみだ水族館のペンギンの種類は「マゼランペンギン」という種類のペンギンです。
マゼランペンギンとは、身長約60センチから70センチ、体重約5kgほどのペンギンの種類の中では中型サイズのペンギンになります。
生息地域は南アメリカの太平洋側沿岸やフォークランド諸島の沿岸に棲みついています。
マゼランペンギンの生息地域
マゼランペンギンの名前の由来
マゼランペンギンの”マゼラン”という名前の由来は、ポルトガルの冒険家のマゼランが一番最初に発見したペンギンであることから、「マゼラン」の名前が付されています。
マゼランと言えば南アメリカ大陸南端とフエゴ島との間にある海峡「マゼラン海峡」の名前の由来として有名です。
ちなみにこの海峡もマゼランが世界で一番最初に発見したことから”マゼラン”の名前が付されています。
「マゼランペンギン君」
上述したように、マゼランペンギン君が泳ぎ回るプールは、屋内開放型の水槽としては国内最大級の大きさで水量約350トンもあるクソほどでかいコノヤローな水槽です。
また、この大水槽の真上にはLED照明が設置されており、1日の太陽の「日の入り」と「日暮れ」の動きが、照射の強弱によって見事に再現されています。
この照明の具合によって、ペンギンたちは人工的な仮想自然の空間中でノビノビ太と自然に近い形で生きることができる訳です。
ただし、すみだ水族館のメインの水槽はあくまでも「シロワニ」がいる「東京大水槽」です。
マゼラン水槽ではペンギン君たちの恋模様をリアルに見れる!!
マゼランペンギンは一度、相手を見初めると激しく恋をして子を成し、息絶えるその時までパートナーと添い遂げるそうです。
そんなマゼランペンギン君たちの激しい恋の季節は12月です。
人の世界では12月と言うとどこか人肌が恋しい季節でもあり、特に女性はクリスマスと言うロマンに惑い、異性にHOT♥な抱擁を求める季節でもあります。
そんなマゼランペンギン君たちのHOT♥な生涯にアヤかった「クリスマスイベント」を、すみだ水族館では例年、開催しています。
ペンギン君たちの恋模様を見学したい方は、12月を狙って訪れてみてください。
マゼランペンギンたちの様子は6階か5階へ降りる「スパイラルスロープ」と呼称されるスロープからも見えますし、もちろん水中の様子を間近に見ることもできます。
距離が近く、お客さんに水がかかってしまうこともあるので注意してくださいね。
マゼランペンギン君たちの名前の一覧
マゼランペンギン君たちは現在・約50匹いますが、全てのペンギン君にそれぞれ名前が付けられています。
水族館のオープン以降、赤ちゃんが生まれた際には「元気な東京」をイメージした名前が公募され、2016年には5匹目の赤ちゃんに「ふうりん」という名前が選ばれています。
それ以外のペンギン君たちも、あまり公表はされていないようですが水族館内で付けられている名前があるようです。
基本的に「果物」や「花」の名前を付けられているようです。
実に熟した美しい飼育員のお姉さんたちは「ヒマワリ」や「ピーチ」「チョコ」「ローズ」などと呼びながら餌を食べさせています。
その他、実に熟した美しい飼育員のお姉さんたちは常に「メモ帳」を持ち歩き、どのペンギンにどれだけの量の餌を与えたのか?・・などの記録をキッチリとしているようです。
ペンギンの見分け方は、1羽1羽表情が微妙に違ったり特徴が顕著に表れるので分かるそうです。
すみだ水族館で生まれたペンギンのヒナたちの名前・一覧
- まつり(雌/2013年5月28日生まれ)
- はなび(雄/2013年5月31日生まれ)
- はっぴ(雄/2014年4月30日生まれ)
- たいこ(雌/2015年5月13日生まれ)
- ふうりん(雌/2016年6月16日生まれ)
ペンギン君の餌やりタイムの時間
すみだ水族館のペンギン君たちは1日に4回、アジなどの小魚をもらっているようです。
その内の2回が一般の方が見学することができる「餌やりタイム」になります。
ペンギン君のお食事タイムの時間は特に決まっているわけではないので、見られたらラッキーです。
餌やりタイムの時間は、だいたい「午前中からお昼すぎの間に1回」と「お昼すぎから夕方かけて1回」が多いようです。
マゼランペンギンの寿命
マゼランペンギンの寿命は、野生の生体でおおむね12年から25年と言われています。
すみだ水族館のマゼランペンギン君たちは、人の手で育てられていますので寿命がもう少し長くなると推測されます。
速っ!マゼランペンギンの水中で泳ぐ速さが意外!
マゼランペンギン君たちは陸上ではヨチヨチ歩きで観ている方がヒヤヒヤとさせられる場面もありますが、水中では一変します。
なんと!水中では最大で時速約25キロメートルも出すことができるそうです。
時速25キロメートルを例えると、ぬぅあんとおぅ!..オぅイぇ~自転車の早コギくらいの速度になります。
マゼランペンギン君たちの水槽の温度は暖かいけど寒くなくて大丈夫??
ペンギンと言えば南極に生息しているイメージがありますが、このマゼランペンギン君たちは上述したように南アメリカの南端に生息しています。
この地域は熱帯雨林や地中海性の気候になりますので、年間の平均気温が20度くらいになります。
つまり、人間が息苦しくない程度の空調を維持するだけで充分に生活できることになります。
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